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JRが止まって思うこと(論考) [Philosophy]

昨日もJRが止まりました。山手線でレールが沈み込んだためとのこと。

先週も我らが赤羽駅で飛び込みを敢行した輩がいたり、田町あたりの人身事故で止まったりと、実にこの1週間で私の通勤時間に限ってみても3回電車が止まりor遅れています。

昨日に至っては、赤羽から有楽町まで通常30分のところ、実に1時間半弱もかかってしまいました。まあ、王子、西日暮里、上野と乗り換えのチャンスは度々あったものの、赤羽で必死の形相で席をゲットした手前、なかなか立ちづらかったということがあるわけですが、結局大遅刻してしまいました。しかし、東京人は動じません。動じている人は既に先ほどあげたような駅で乗り換えているでしょうし、あるいはみんなもう慣れっこになっているのかもしれません。

関西だったら、誰が聞いているわけでもないのに、「どないなっとんねん、JR!しっかりせいや!」などと誰彼なしに声を挙げ始め、暴動寸前になるのが目に浮かびます。あるとき、姫路の手前で電車が止まり、乗客が騒いだため車掌がやむなく通過駅でドアを開けると、乗客がみんな精算もせずに改札から出てしまう無法地帯と化した出来事は今でも脳裏に焼きついています。

ただ、東京人が恵まれているのは代替交通手段と本数の多さであると思います。多少電車が止まろうとも、遅れようとも、適当な駅で乗り換えれば、まもなく少し遠回りで済む電車がやってきます。一方、関西では、基幹となる米原・姫路間の東海道本線のダイヤと、これに乗り継ぐ各線の連結が全てですから、そういったことを考えると福知山線の事故は起こるべくして起こったという面があると思います。何が言いたいかというと、JR西日本が安全を軽視していたこと・それが責められるべきことは勿論ですが、東京に比べて乏しいインフラで、東京と同じ、あるいはそれ以上の利便性を追求したところにあの事故があったのではないかと思うわけです。ですから、あの事故は、大阪人はせっかちだ、といった次元の問題ではなく、東京と同じだけの、飽くなき利便性の追求を関西がすべきであるか、あるいは、安全性を確保すべきは当然である以上、ある面においては、そのような利便性はあきらめざるを得ないのではないか、という問題が潜んでいるのではないかと感じるわけです。

おそらく、関西に東京と同じだけの密度の交通網を張るというのは現実的ではないので、利便性をあきらめると言わざるを得ないでしょう。しかし、そうすると都市としての魅力において、より東京一極集中となってしまいます。それでは、関西が利便性以外の何をもって魅力ある街として生き延びて行くべきか、と関西愛にあふれるらくだとしては思考の迷路に陥ってしまいます。

そう言えば、以前終電間際の阪神電車が尼崎の手前で止まってしまうということがあったとき、乗客全員をタクシーで帰らせてくれるという出来事がありました。翌日領収書を持っていくと、8000円くらいしたタクシー代をきっちり払ってくれ、やはり儲かってる会社はちがうなあ、村上ファンドに買われるわけだと感心した覚えがあります(村上ファンドの話は後付けですが)。まあ、そのぐらい鷹揚なことが常にできれば、関西って住みやすいと思えるのでしょうが、ケチでならす関西人にはなかなか難しそうです。


悩み深い夜 [Philosophy]

先週のR25の特集、「大人のクレーム力」はなかなかよかったです。

隣人のTVの音がうるさい時に、こちらから「私も夜更かしなんですが、テレビの音とかご迷惑じゃないですか」と下手に出て、相手のTVの音がでかいことに気づかせるというのは、割と古典的な技法ですが、そのほかにも、相手からのメールがなかなか来ないときの催促として「パソコンの前で正座してお待ちしているんですが・・・」というメールを送るとか、「最速だとどのぐらいでできますか?いや、決して催促じゃないですよ」などとダジャレで険悪な感じをごまかしたり、というのは機会があれば使ってみたいと思わせてくれます。

しかし、こういうHow Toがある範囲では対応できますが、なかなか実際の場面での当意即妙の答えは難しいものです。

うちの姫君は話しやすいのか頼られやすいのか、精神的に参っている人からよく相談を受けるようです。昨日もバイト先の同僚からそのような相談を受け、その場は「無理しないで、精神科のお医者さんにでもかかってみたら」と逃れたそうですが、家に帰った後、その相談相手から「僕、甘えてるんですかね」という内容のメールが届いていました。

2人でどう返事するべきか悩んでいたのですが、「甘えてんじゃねーよ」と突き放してより精神的に追い詰めるわけにも行きませんし、「甘えてなんかいないよ」と全面肯定するのも、偽善的ですし、その後メールがとめどもなく来て収拾が付かなくなりそうです。彼の何気ない一言で、夫婦二人が長時間頭を抱えているとは、その彼は知る由もないのですが、知ってしまったら、それはそれで「悪いことをした」とまた悩み始めそうなので、苦労を明かすわけにも行きません。そんなこんなでこちらまで悩み深い夜になってしまいました。

「大人のクレーム力」の筆者なら、どんな返事を思いつくんだろう。

 


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