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年度末なので [WORK]

薄型テレビを買いました。

といっても、私の個人的な話ではなく、勤務先の話です。他の役所はどうか知りませんが、うちの勤務先には部屋ごとにブラウン管テレビがあったのですが、それを一斉に買い換えたようです。

買い替えの理由は、ブラウン管テレビに比べて省エネで、しかも放熱量も少ないため、空調の面からもエコロジーだからと聞いています。

しかしながら、勤務開始以来半年以上、私の部屋ではテレビがついていることを見たことがありません。消費電力ゼロをいくら節約してもゼロ以下にはなりませんし、永遠に新しいテレビ代の元を取り返すことは不可能です。

みのもんたが知ればきっと「朝ズバッ」で取り上げてくれるであろう無駄遣いではないかと思います。しかし、民間では、「この部屋ではテレビはあまり見ないから、とりあえずブラウン管のままにしておいて、必要になったら買い換えよう」という思考が働くところでも、役所では金輪際、未来永劫そのような考え方をすることはありません。

プロパーの職員の方は、真面目な顔で、「うちの部屋でテレビをつけるのは、地震が起きたときに速報を観るときだけなんですが、薄型に変えたので、地震が来たら倒れてしまって、最初に電源を付ける前に壊れてしまうかもしれません」とおっしゃっていました。笑えない話です。


ロビイング [WORK]

金曜日は、1か月に1回のインハウスロイヤー協会(JILA)の勉強会&懇親会でした。

一応インハウスロイヤーに参加者が限定されているので、あまり内容の詳細は書けませんが、今回は、法改正の審議会等に対するロビイング活動ということで、響きはなかなか怪しいですが、法律をよくわかっていない(であろう)国会議員とかに対しての働きかけなどの仕事の話でした。実際にそのような活動をされている方のお話を聞くことができ、このような仕事もこれからは増えてくるでしょうし、面白い仕事になっていくのだろうという確信がもてました。

また、講師の講演後の質疑では、

「おたくの会社のやってるロビー活動ってテロみたいなもんですよね」とか

「そちらの会社が起こされた訴訟は、訴訟という名を借りたロビー活動なんじゃないですか」

などと、過激な発言が飛び出し、和気藹々と盛り上がっていました(どちらの会社の方の発言かは書けませんが・・・)。行政庁にはない企業の行動のダイナミクスを感じられて非常に刺激になりました。

組織内弁護士ということで参加させていただいていますが、企業の方はうちのような事後規制官庁とは対極のようなところで仕事をされているわけで、金曜日の会合でもらくだ以外の公務員は外務省国際法局の方お一人だけでしたし、まったく正反対の立場の方の仕事の話を聞かせてもらえる機会というのは非常に貴重ですし、私のようなものを入れていただいているJILAには感謝、感謝です。


TVのチカラ [WORK]

という番組は、皆さんご存知と思いますが、テレビで未解決事件とかの公開捜査をやっているやつですが、先週の同番組に私が事務所にいたころに関与していた件が扱われていたようです。私は見逃してしまったのですが、内容としては、発生から3年以上未解決であった殺人事件の犯人が捕まったというものであったようです。

当時、被害者の祖母のKさんは、犯人検挙のために、懸賞金をかけてビラ配り等をするだけでなく、できるだけメディアで取り上げてもらうように活動されていました。あまり詳しくは書けないのですが、私の関わりは、一連の報道の中に、事実を正確に報道せず、見ようによってはKさん自身が犯人ではないかという印象を与えかねないものがあったため(TVのチカラではないですよ、念のため)、なんとかできないかという報道被害に関するご相談でした。

犯罪被害者やその家族は、犯人を検挙してもらい、被害者としての権利(それ自体これまでは極めて乏しいものでしたが)を行使するために、否応なくマスコミや弁護士といった存在と接触しなければなりませんが、いわゆる二次被害と呼ばれるものの発生源もこれらマスコミや弁護士が主因であると言わざるを得ません。ただでさえ被害を受けている犯罪被害者の家族が、頼っていた対象であるマスコミに裏切られたときの憤懣と諦めが入り混じったやるせなさというのは、書かれたものを読んだことはありましたが、実際に目の当たりにすると、いかに我々が慎重に犯罪被害者及びその家族と接しなければいけないかということを思い知らされました。

しかしながら、Kさんとしては、事件を風化させないためにマスコミに報道を続けてもらわなければなりませんでしたし、お金が目当てではありませんから、もう一度別の機会に正しい形で報道しなおしてもらうという方向性で進むこととし、私はその際にマスコミとの折衝にあたりました。

さて、インターネットニュースを検索したところによると、犯人検挙の決め手はDNA検査であったようですが、例のTVのチカラの放映を見たうちの姫君の話によると、番組では、以前放映した際のガブリエルなる人物の透視がいかに今回逮捕された犯人の状況と一致していたかということを自画自賛していたようです。

事件が解決したのはなにはともあれよかったわけですが(犯人は否認しているようですが)、マスコミや弁護士の犯罪被害者への関わりということを改めて考えさせられる出来事でした。


新人研修 [WORK]

昨日,仕事をしていると人事課の人がやってきて,4月に新人研修で講師をやってくれと頼まれました。

まあ沢山ある研修の1つにすぎないし,これまでも弁護士である職員が持ちまわりでやってきており,今度はらくだの順番だということだったので,「いつものように」ゴネたりすることなく,素直にお引き受けすることにしました。

研修の内容は「民事法・刑事法」。法律に直せば,民法・刑法・民訴法・刑訴法・商法(会社法)と,われわれの頃の司法試験6科目のうち実に5科目について4時間で話さなければなりません。そんな短時間で全容がつかめたら誰も苦労はしませんから,すべからく概要についてさらっと流すということになります。

それで,参考までということで,昨年度までの3年間に行われた研修のレジュメをいただいたのですが,なかなかレジュメというものは個性がでるものだなあと感心しました。

Iさんがお作りになったものは,憲法を中心とする法体系を大きな図を使って説明したり,交通事故の事案を設定して民事法と刑事法の違いを説明したりと,ビジュアル的にもイメージ的にも分かりやすさを狙っています。

一方,Aさんがお作りになったものは,シンプルに項目だけしか書いておらず,ほとんどは余白。研修を聞いて埋めていけ,ということだと思いますが,この項目もふるっていて,まず最初が「1.法とは何か」

その下は完全なる余白。ノーヒントです。私は一応弁護士ですが,いきなり聞かれても答えられません。

「法とは何か」から4時間で民事法・刑事法を俯瞰するところまで行くというのはかなりの技量が要求されそうです。

まあ,そんなこんなで,3つのレジュメをうまく合成すればうまくやり過ごせるだろうとは思うのですが,そうも行かなさそうなのが,2007年5月にわが国に降り立つ恐怖の大王,その名も「会社法」。同業者の多くが同意見だと思いますが、自分が説明するどころか,誰に説明してもらいたいくらいです。


In-House Lawyers Association [WORK]

昨日は、日本組織内弁護士協会(JILA)セミナー・懇親会に出席してきました。

先日入会させてもらったばかりで初めての出席だったわけですが、同じ組織内弁護士とはいえ、企業内弁護士とそれを事後規制する官庁の任期付の弁護士ではやはり見る視点が全然違っていて色々刺激を受けました。

われわれは基本的には独占禁止法・競争政策という立場に立って事案を見ればよいのに対し、企業内弁護士は、独占禁止法に違反しないようにしながら、逆の要請をする各業法にも違反しないようにし、さらに会社としての目的を実現していくという難しい舵取りを要求されているということを改めて見直す機会になりました。

また、法律事務所の弁護士とは対峙することが専らのわれわれと違い、当たり前のことですが、企業内弁護士は、法律事務所の弁護士を「使う」立場にあり、またそういう意識を強くもたれていると感じました。

日弁連の会長は何の波乱もなく決まってしまった感じですが、弁護士が大増員される今後、企業内弁護士とどう付き合っていくかというのはすべての弁護士にとって重要な問題ではないかと思います。

今回の講師役だったアフラックのインハウスの方から、例のアノおみやげももらうことができ、収穫の大きい一日でした。


日本一その2 [WORK]

昨日は焼き鳥屋「日本一」のことを書きましたが、今日は日本一の弁護士の代表、日弁連の会長選挙のことを書きたいと思います。

日弁連の会長選挙は2年に1度で、たしか今週の10日が投票日なのですが、もうその選挙運動が半端じゃないです。投票権は弁護士しかありませんから、街頭演説をしても仕方がないので、運動は必然的に葉書・電話になるわけですが、私の隣の弁護士などは、同じ候補の葉書が1日に2回配達されたりすることもざらで、しかも、それぞれ微妙にデザインが違うわけです(推薦人ごとにバージョンがあるようです)。

私は選挙にいった経験は1度しかありませんが、投票所には、弁護士が所属する会派の人が待ち構えていて、「あいつはきているが、こいつはまだきていない」というのを発見するやいなや、事務所に電話が掛かってきます。投票の自由・投票の秘密なんかはあったものではありません。弁護士会の選挙には公職選挙法の適用がない、というのは弁護士が好んで言う台詞ですが、昔読んだ本では、1回立候補すると資金が2億円くらい掛かるそうです(まあ、会長退任後、知名度のおかげで数年足らずで回収できるそうですが)。しかし、2億円もどこに消えてしまうのか、葉書や電話代に消えているなら郵政公社とかを肥え太らせるだけであまりにもったいないし、公職選挙法の適用がないなら実弾でも飛ばせばいいのになどと考える次第です(もしかしたら、もっと偉い人は余裕でもらっているのかもしれませんが)。


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